オフショア開発が進まないわけ
今のIT業界って、さァ....
うちの周り(偽装請負会社)だけかもしんないけど
「面倒くさいことは儲かるとしても永遠にしないほうがいい」
みたいな怠惰というか事なかれ主義がひどいなぁって思うんですわ。
一昔前は最先端で綺羅びやかな業界だったのがもう陳腐化してて、
一種の役所みたいだなーって。無気力だなーって。
ひょっとしたら、ダラダラ仕事してても、20,30年は食い続けられるのかもしれない。
(定年を控えて、半世紀前のCソース睨んでいるなんてゾッとしないけれども。共済年金のない公務員なんてゾッとしないけれども)
思うところ、何年も前からITはやばいって言われ続けてて、
インドや東南アジアにどんどんオフショア開発持っていかれるって言われてて、
賃金高い日本人は食いっぱぐれるらしいんだけれど、
そういった空気は周りにまったく感じない。
なぜ?
「言葉が分からないから軽快な意思疎通が難しい」
「日本人にある協調性、責任感、根性。そういった良さをオフショアでは望めない」
「法的に難しい」
色々ご意見はあるだろうけれども、
まず、少なくとも、IT業界の人間に日本人の良さって無いとおもう。
協調性のある人、少ないです。(みんな黙ってPCの画面とにらめっこ。批判大好きな人ばかり)
根性のある人、少ないです。(根性出しても同じ賃金なら徒労って冷めたご意見多数)
責任感のある人、少ないです。(責任感じてたら鬱発症しちゃうわって。それはそうだけど。。)
メールで質問しても返信なし。1周間単位の放置プレイ多々。
それなら地球の裏っかわでも、Google翻訳駆使してても、意思疎通の速度は変わらんわ。
ちなみに、Wikiでオフショアの項を見ると、、、
「職業安定法第44条の労働者供給事業の禁止規定に違反するため刑事罪(1年以下の懲役)のリスクを負うことになる」
法的に難しいとのな。
偽装請負会社が無数にひしめいている当業界で、これくらいのリスクとれないとは思えないぞ。
だから思うところ、
オフショア開発が進まないってのは、
前述した「面倒くさいことは儲かるとしても永遠にしないほうがいい」があるんだと思うんですわ。
そんで、酷な話、競争がないから、若い人材をどんどん腐らせているわけで。
将来性が見えなくなってくる。