パズドラって不思議なゲーム(2)
パズドラに関連して、パソコンサンデーという番組が昔あったらしい。
今から30年前、日曜夜9時プライムタイムから小倉智昭(とくダネ!でお馴染み)
が司会。プログラミング講座というコアな話題がメイン、今では考えられない。
30年前にパソコンを持っている(当時は5万円を切るような安い
マシンなんて皆無。相場は中古車並。ビジネス用途に耐えられるほどの
性能もなく好事家のおもちゃでしかない)なんて極々少数で、視聴率を
気にしていたら日曜プライムタイムにやれるはずがない。
やっているのは「最先端」なのに、どことなく牧歌的な空気を感じる。
ともかく、そんなマイナーなものであっても放送できた当り、当時の
テレビは新しいものに真剣に目を向けていたのではないかなーと。
そうそう、少し前に爆笑問題がスマホアプリのクイズ番組をやっていたけれども
「こんなアプリ面白いよね」で終り。残りの時間は芸人さんの内輪話で
盛り上がるのみ。もう少し実のある話をして欲しいと感じた。
もし30年前
パソコンサンデーをやっていたスタッフが同じコンセプトで番組を作る
ならば、iPhoneの裏ワザ特集とかUSTREAM配信方法とか、ちょっと背伸び
した内容が盛り込まれていると思う。
どうして、今のテレビはそうしないのか?
してはダメなことなのか?
で、思ったのは
今の情報番組は「マニアックさ」を極端に嫌う感じがする。
小難しいことをなるべく見せず、
真剣に見たい一部の視聴者を切り捨てて、BGMでみる大多数に照準を合わせているような。視聴率を考えすぎて、無難な選択の行き着く先なのかも。
さて、話をもどしてパズドラ。
2400万というDL数はテレビ局にとっても魅力的だろう。
もしパズドラ情報番組をやるとして、深夜にやっても一定の視聴率を見込めるのでは?
現状、パズドラが
(パズドラ含むスマホアプリが)地上波で特集を組まれるのは極少数。
パズドラのためだけの番組なんてCSでも無い。
ちなみにパズドラというのは、一番面白いのはレベル100を超えてから。
それまでは砂を噛むようなパズルの連続。すぐ始められてすぐ面白い、という
ゲームではない。けっこうマニアックなゲームなのである。
しかしそれでも多数の人が楽しんでいる。
結論として。
良い物だったならば、マニアックでも流行となり、大勢から支持されることもありえるわけで、
そんな時代が来ていると思うのです。
でもテレビはまだ、BGMを流し続けていて、市民との意識に乖離が生じつつある。。実は勿体無いことをしてるんじゃなかろうかな、と。
そしてパズドラ情報番組をぜひ見たいんですわ。
個人的に。